転職の話③2社目

前回の続きです。

なんと最終面接で、まさかの応募要項変更。

(いやいや・・・「笑顔が素敵だから営業」って何で!?褒め言葉
 ではあるけど!)

と心の中でツッコミを入れながらも、ヘタレな私は
「ほ、本当ですか~・・・?」としか言えませんでした泣

この会社で初めての女性営業になってほしい、ゆくゆくは今後入社する女性社員のロールモデルになってほしい―――
そんな社長の熱弁に押され、結局私は「営業」として入社することに。

どうして、そう流されやすいの、私!なんで反論しない~!?
(※この理由については、別の記事で書きます)

この時反論するか、入社を止める選択をしていたら。
もしかすると、未来は違っていたかもしれません。

ダメダメな自分

入社後、研修期間を経て、いよいよ営業スタート!
したのですが・・・
この後、私は、これでもかと自分のポンコツっぷりを思い知ることとなりました。

商品知識が足りなくて、お客様の質問に答えられなかったり。
値引き額をそのまま見積に反映してしまい、利益を飛ばしたり。
確認をしないままお客様に電話をして、先輩に怒られたり。
商品の積み忘れに気づかず外出して、先輩にお願いしてUターンするはめになったり。

今思い返しても、結構な失敗を繰り返していました。
穴があったら入りたい。

当時は反省する余裕もなく、「何やってるの、私・・・」と、無力感だけが襲いかかってくる日々。

そんなポンコツな私を、先輩方は「まぁ初めてだし、しょうがないよね」と大目に見てくれていたと思います。
それなのに、私はその優しさにすら気づきませんでした。
「よーし、ここから挽回して頑張るぞ!」と立ち上がる気力もありません。

気づけば、私は自分で自分を追い詰めていきました。

『会社の目の前で足が止まる』という経験をしたのも、この頃です。

結果として、私は営業を続けることができず、別の部署へ異動となりました。
たった4ヶ月のことでした。

次回へ続く―――

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