就活失敗のリアル。新卒カードを無駄にした22歳が告白する、ブラック企業体験と第二新卒への道
はじめに:新卒カードを使いこなせなかった22歳の私
この話は、私が大学4年で「なんとなく」就活を終え、新卒でブラック企業に就職し、半年で退職したリアルな体験談です。
今思えば、就活について深く考えず、
「早く内定が欲しい」
「面倒な面接は避けたい」
そんな思考停止のまま企業を選んでしまったことが、地獄の始まりでした。
就活中の方にも、社会人の方にも、
「あの時こうすればよかった」と後悔しないためのヒントになるはず。
そんな気持ちで書いています。
22歳の就職活動:“面倒くさい”が決め手になった新卒先
大学4年、就活が本格化してきた頃。
私が選んだ業界は「接客・飲食系中心」。理由は単純で、
- 食べるのは好き
- 面接が簡単そう
- とにかく面倒な選考が少ない
…つまり、完全に安易な選び方でした。
最終的に、フランチャイズで飲食店を運営している会社から内定をもらい、私は嬉々として承諾。
“新卒カード”の重みなんて、微塵も考えていませんでした。
未来の私がタイムスリップできるなら、
間違いなく当時の私を殴ってでも止めたでしょう。
「もっとよく考えて!!!」
もちろん、飲食業界が悪いわけではありません。
ただ、自分の特性と業界の相性を考えず、
“楽そうだから”で決めたのは、どう見ても浅はかでした。
蓋を開けてみれば、完全なるブラック企業
入社して数ヶ月後、私はいきなり副店長に任命されます。
22歳、新卒4ヶ月目。マネジメント経験ゼロ。
そこからが、地獄の始まりでした。
■ 過酷な労働環境
- 店長と交代制で、何も指導がないまま責任者として店を回す
- 朝10時〜深夜2時まで、ほぼ休憩なし
- 何連勤しているのか分からなくなる
- 月の休みはわずか1〜2日
- 休みの日に応援を命じられ、自腹で高速代+ガソリン代払って他店舗へ
今見返しても、なかなか厳しい環境でしたが。
私は「これが社会人ってものなのかな?」と感覚が麻痺していきました。
そしてある日、本当に“死にかけた”
深夜の帰宅途中、車を運転していた私。
交差点に差し掛かった時、ふっと意識が飛びました。
意識が戻った瞬間、目の前に迫るガードレール!!
反射的にハンドルを切って、衝突は免れました。
深夜で他に車がいなかったこと、通り慣れた道だったことが幸いしましたが、
最悪、命を落としていたかもしれません。
原因は、睡眠不足以外の何物でもありませんでした。
この瞬間、やっと理解したんです。
あ、これ無理なやつだ、と。
ここまできて初めて、
死ぬ前に辞めよう、と決意しました。
退職を決意——人生で初めて、自分を守るために動いた
翌日、私は本社へ電話し、退職の意思を伝えました。
直属の上司にも退職届を提出。
数日後、本社へ呼び出され、部長にこう言われます。
「こんな短期間で辞めたら、次に雇ってくれるところなんて見つからないよ?」
完全にテンプレなお言葉。
でも、睡眠不足で思考が壊れていた私は、
満面の笑みで「大丈夫です!」と答えていました。
思考力は死んでいたけど、この判断だけは正しかった。
辞めて分かった、新卒でブラック企業を経験した“3つの学び”
仕事そのものは大変でしたが、得たものもありました。
① 責任の重さを知る
学生時代のアルバイトでは、誰かが必ずフォローしてくれていました。
でも、社会人になって初めて、「自分が責任を取る」という現実に直面しました。
また、想像以上に「仕事を回す力」が求められ、
社会人として必要な基礎力の大切さが身についていないことを痛感しました。
② マネジメントの難しさ
「人を動かす難しさ」を身をもって経験。
「教える・守る・決める」…簡単なようで、難しい仕事でした。
③ 行動することの大切さ
いつか良くなると思っているだけでは、環境は変わらない。
待っているだけでは地獄は終わらない。
もしあのまま働き続けていたら、精神も体も確実に壊れていました。
“辞める勇気を持てた自分”だけは、本当に褒めたいです。
第二新卒としての転職活動スタート
退職後、ハローワークへ行き、第二新卒枠で求人を探すことに。
やりたい仕事はまだ分からなかったけれど、
パソコンが多少使えたため、事務職を中心に応募。
1ヶ月ほど応募を続け、ある企業の「営業事務」の最終面接に進みました。
そこで社長から言われた、衝撃の一言。
「君、笑顔がいいね。事務じゃなくて、営業で入らない?」
え、何で!?
ここから私の第二の社会人生活が始まっていきます。
続きは、次回——。
まとめ
新卒でブラック企業に入ってしまった原因は、
自分の軸がないまま就活をしたこと。
- 何が得意か
- どんな働き方をしたいか
- どこなら自分が成長できるか
これを考えずに企業を選んだ結果、
私は命を落としかけるほどの働き方をしてしまいました。
でも、この経験があったからこそ、
その後の転職や考え方に大きく影響しています。
続く記事では、
「営業への意外すぎる転身」
「転職後に起きた現実」
について書いていきますね。

