転職の話⑤ひと休み

前回の続きです。

それまで見て見ぬふりをしてきた違和感、そして同僚や先輩の姿を見て、目を覚ました私は退職を決意。

ありがたいことに、何事もなく無事に退職することができました。

ちなみに、その会社では退職時に全員にお菓子を配るという謎行事がありました。私はヨックモックのクッキー詰め合わせを配ったのを覚えています笑

「元気でね」
笑顔で、暖かく声をかけてくれる方が大勢いました。

部署で仲良くしてくれたパートさんたちは、送迎会まで開いてくれました。

人には恵まれていました。
ただ、その人材を社長が活かせていない、と感じていました。
皆さんが、今は心穏やかに、心地良く働けていればいいなと心から思っています。(後から聞いた話ですが、産休制度ができて実際に産休→復帰した方も出たようです)

学んだこと

・どんなに環境が整っていても、価値観が合わないと続かない

・優しさに甘えるだけでは、成長できない

・メインで動くよりサポートに回る方がやりやすい

2度目の転職

さて、2度目の無職となりました。

今回は2年弱在籍しましたので、無事に失業手当を受け取ることができました。ありがたや・・・。

職探しのために、再びハローワークへ通いました(学習してない)。

と同時に、『地域若者サポートステーション(通称サポステ)』に通い始めました。

――地域若者サポートステーション(サポステ)は、「働く」への一歩を踏み出したい15歳から49歳までのお仕事をされていない方や就学中でない方たちとじっくりと向き合い、本人やご家族の方々だけでは解決が難しい「働き出す力」を引き出し、「職場定着するまで」を全面的にバックアップする厚生労働省委託の支援機関です。
(公式HPより引用:https://saposute-net.mhlw.go.jp/

たまたまチラシを見つけたのがきっかけでしたが、本当にラッキーでした。

どんなところなんだろう・・・とドキドキしていましたが、とても暖かい雰囲気に包まれた場所で、 仕事の話だけでなく、人生相談にも乗ってくれました。
「●ヶ月以内に就職を!」などと急かす雰囲気はまったくなく、私たち一人一人のペースに合わせて、話を聞いてくれました。
焦らずゆっくりでいいよ、と言ってもらえたのが救いでした。

通う人は、皆が自分と同じか似たような状況だったので、安心感が大きかったです。

お喋りだけして帰る日もありました。
「旅行先で使える英会話」のような講座が開催される日もありました。

肝心の職探しは・・・あまりしていなかったのですが笑

・・・実はこのあと、大転機が訪れるのでした。

次回へ続く――

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