転職の話⑥3社目

前回の続きです。

サポステで、ゆっくり心とやる気を回復させていた私。
ある日、ハローワークで私を担当してくれていた職員の方に声をかけられました。

「前に私が担当して就職が決まった人がいるんだけど、来月で
 辞めることになったみたいでね。急いで次の人を探してるって
 聞いたから、もし良かったら応募してみる?」

「え、じゃあお願いします」

実はこの時の私、「まぁ、とりあえず行ってみるか」くらいの軽い気持ちだったんです。
それがまさかの・・・。

3社目、決定

紹介の翌日には会社説明を聞くために本社へ赴き、さらにその
3日後には面接。

結果、紹介された日からわずか10日後に内定が決定しました。早っ。

人事の方いわく、応募してくる人が全然いなかったらしく、逃がしてなるものか!という状況だったらしいです。
(接客業で土日祝日も仕事、休みが少なめ、契約社員)

サポステの職員の方に報告したら「え、もう決まったの!?」と大変驚かれました。

前回の転職時は、転職先が決まらない焦りや「次はないかもしれない」という不安、流されやすい性格も災いして社長の無茶ぶりを受け入れてしまいました。
結果はご存知の通り。

今回は、初めての業種・職種。おまけに実家からかなり遠い勤務地。

大丈夫かな・・・前回の二の舞にならないかな・・・と今更不安を覚えながらも、腹を括りました。

「まぁ、やるしかないか!」

・・・そして気づけば、約10年。
私は今もこの会社で働いています。

変化・変化・変化

入社をきっかけに、環境は目まぐるしく変わりました。

初めての一人暮らし、結婚、離婚といった大きなステージの変化や、日々の仕事を通して自分を見つめ直す小さな気づき。

最初から良いことばかりではなく、楽しい日もあれば苦しい日もありました。思うようにいかなくて悔しい思いをしたことも、失敗も数え切れないほどありました。

「どうしたら良いの?」
「なんで上手くできないんだろう」
「また辞めちゃう・・・?」
そんな考えが浮かんだことも一度や二度ではありません。

が、周囲の人たちに支えられながら、ここまで続けることができました。

この環境に巡り合えたことは、本当に幸運だったなと感じます。

ちなみに、サポステの職員の方たちと

「これ辞退できますかね・・・」
「この書類、本当に決まった時に出すやつだから無理だと思う・・・」
「Oh・・・」

なんてやりとりをしていたのは、ここだけの話です笑

人生、どう転ぶか分かりませんね。

最後に

長くなりましたが、転職のお話はこれで最後です。

私のこれまでの経験が、同じような状況の方の参考になれば幸いです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
次回は、転職の間に学んだことを振り返ってみたいと思います。

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