「転職は逃げじゃない」2度の無職から見つけた働き方と価値観の変化
2度目の転職と、想定外の大転機
大学卒業後、私は2度の転職を経験しました。
「転職2回」と聞くと、ネガティブに捉える人もいるかもしれません。けれど、少なくとも私にとって転職は“逃げ”ではなく、自分を守り、前に進むための行動でした。
そして2社目を退職したあと、私は2度目の無職になりました。
幸い2年弱在籍していたため、失業手当を受け取ることができました。ありがたや……。
こうして再び、職探しのためにハローワークへ通う日々がスタートします。
(学習してない、と自分でも思います)
「サポステ」との出会いが救いだった
同時に、私はあるチラシを見つけます。
地域若者サポートステーション(通称・サポステ)。
15~49歳の働いていない人や、就学していない人に向けて、就職支援から職場定着まで伴走してくれる公的な支援機関です。
正直、最初はどんなところかとドキドキしていましたが、実際に行ってみると、驚くほど温かい空気の場所でした。
- 就職を急かされない
- 一人ひとりのペースを尊重してくれる
- 仕事の悩みだけでなく、人生相談にも乗ってくれる
- 自分と似た境遇の人がいて、安心感がある
ときには、お喋りだけして帰る日もありました。
「旅行先で使える英会話」の講座に参加した日もありました。
肝心の職探しは……まぁ、ゆる〜くでした(笑)
でも、その“ゆとり”が当時の私には必要だったのです。
そして、ある日。この後の人生を大きく変える出来事が起きます。
ハローワーク職員の一言で、流れが変わった
いつものようにハローワークへ行くと、担当の職員さんに声をかけられました。
「前に私が担当して就職した人がいるんだけど、来月辞めるらしくてね。
次の人を急ぎで探してるみたい。良かったら応募してみる?」
「じゃあ……お願いします」と、軽い気持ちで返した私。
このときは、本当に「とりあえず行ってみるか」くらいのテンションでした。
それがまさかの──。
3社目、あっという間に決定
翌日には本社で会社説明。
その3日後には面接。
そして紹介からわずか 10日で内定。
早い。
自分史上ダントツに早い。
人事の方いわく、応募者がほぼゼロで「逃がすわけにはいかない!」状態だったとのこと。
条件はというと、
- 接客業
- 土日祝も勤務
- 休み少なめ
- 契約社員
- 実家からかなり遠い勤務地
……不安しかない。
前回の転職では焦りすぎて失敗した記憶もよぎります。
それでも、私は腹を括りました。
「まぁ、やるしかないか!」
そして──
気づけば約10年。私は今もこの会社で働いています。
入社後、人生はジェットコースターのように動き出した
3社目に入った後から、環境は目まぐるしく変わりました。
- 初めての一人暮らし
- 結婚
- 離婚
- 仕事での成長や挫折
もちろん、良いことばかりではありません。
苦しい日も、涙が出るほど悔しい日もありました。
「また辞めてしまおうか…」という考えが頭をよぎったことも正直あります。
でも、その度に周囲の人に支えられました。
あのときサポステ職員さんと
「これ辞退できますかね…」
「無理だと思う…」
「Oh…」
なんて小声で相談していた私が、10年も働いているなんて、人生何があるかわかりませんね。

1社目で学んだこと
私は働き始めた頃、「仕事内容」と「勤務地」くらいしか見ていませんでした。
でも、1社目で強烈に学びます。
- 正社員としての責任の重さ
- マネジメントの難しさ
- 自分の意志で行動することの大切さ
地獄のような連勤を経験し、初めて「年間休日」「働き方」「給与」の重要性を理解しました。
2社目で学んだこと
2社目は土日休みで、安定した環境。
でも、それでも続かなかった。
- 環境が良くても、価値観が合わなければ続かない
- 優しさに甘えるだけでは成長が止まる
- 私はメインよりサポート役のほうが力を発揮できる
自分の強み・弱み・限界が見えてきたのが、2社目でした。
転職は「自分を守る行動」であり、「成長のプロセス」
転職が続いたことで悩んだ時期もあります。
でも今は、胸を張って言えます。
転職は、私の人生を立て直す大切な手段だった。
環境に流されず、自分の軸を持って働き方を選ぶ。
この考え方は、間違いなく2度の転職が教えてくれたものです。
最後に
ここまで長い記事を読んでくださり、ありがとうございます。
あなたは就職・転職で、どんなポイントを重視しますか?
もし迷っているなら、私の経験が少しでもヒントになれば幸いです。
